スマートキーとインターホンとの連携
次に一年使ってみたYKKです。機能はQRIOとほぼ同等ですが、こちらのほうが若干開錠の反応が早いと感じます。上下２つのキーが有りますが当然問題なく作動しています。またドアにインストールされているので見た目がすっきりしています。（つまりは簡単に取り替えできない、更新不可という弱点でもあります。）インターホンはパナソニックのものと連携可能と調べがついていましたので、建築時に連携をお願いしました。インターホンに関しましても今はgoogle nest等、ネットで外からアクセス可能なインターホンはいろいろありますが、完全有線インストールで玄関キーとの連携をめざしてこの組み合わせとなりました。
締め出し防止機能はどうなの？
LIXILの締め出し防止機能が逆に弱点に感じることがあります。うっかり子供がカギをかけずに外出した場合、QRIOは自動でキーがかかりますが、LIXILでは締め出し防止のためにカギはかかりません。キータグで開錠した場合はその後自動でロックがかかります。かわりに、無施錠のままだとスマホに警告が届きます。さらに遠隔で施錠出来ます。（インターホン ネット連携の状態）このあたりはどちらがいいか人によるでしょう。建築会社の方に聞きましたが、締め出しで本当に家に入れなくなった場合は大変なようです。QRIOのときは実際締め出しになったことがあったので物理キーをキーボックスにいれて外に隠して置いていました。
遠隔で開けるのは制限がある
また外出先からスマホでカギを開けることに関して、QRIO Hub を使用すれば QRIOは何の制限もありませんでしたが、LIXILは家でインターホンを誰かが押してからでないと開けられません。具体的に言うと、子供がカギをわすれインターホンを押す。外にいる私のスマホ画面にインターホンカメラからの様子が映り子供を確認します。この状態からしか玄関をスマホ経由で開錠できないのです。セキュリティに関してはこちらのほうが優秀なのでしょうが、なんとなく面倒です。
ここで、なんとなくセキュリティ上に問題がありそうなのでやってはいないのですが、室内側の施錠解錠スイッチ（インターフェースユニット 室内側の手動ボタンでドアの解施錠できる。）にスイッチボットの指ロボットを設置すれば全部解決する事に気づきました。これならどのタイミングでも自由に解錠施錠可能です。指ロボットが２つ必要ですが。
新築時の注意点
・LIXILスマートキーに対応したインターホンを設置する。
・インターホン設置場所にLANケーブルを引いておいてもらう。
・スマートキー側のインターフェースユニットとインターホンを工事の時に有線でつないでもらっておく。(あとからやるのは大変)
