3路スイッチとは
3路スイッチとは、電気回路を制御するためのスイッチで、2つの異なる位置から同じ電気装置のオン・オフを制御することができます。よく階段の上下や廊下の端と端にスイッチがありどちらからも電灯をオンオフできるものです。wifiスイッチを設置する場合、片切スイッチ(一か所のスイッチで電灯をオンオフする最も単純なスイッチ)ならN線を近くのコンセントなどから引っ張ってこられれば比較的簡単に施工可能なのですが、3路や4路スイッチだとはじめから想定した配線工事をしていなければなかなか難しいでしょう。
3路スイッチを一から工事可能である場合、上図のように赤の部分の工事を前もって行えばスマートです。Xの部分は線が通電しない状態にしたということです。工事に必要なのは①3路スイッチボックス間にわたり線VVF2cを一本、をいれてもらうこと。②スイッチボックスにN線を一本引いてもらっておくこと。またデバイスを入れ込むスペース+にかなり苦労するので③スイッチが集中する場所は大きめに壁内スペースをとってもらうことです。
ためしでつないでいる状態で撮影しましたので、一部銅線が露出しているところがありますが最終的に隠れるように調整しました。(sonoffは銅線を差し込む部分が通常の機器より浅いので要注意。)
以前の物件では新築ではないので後からの配線は困難で新たにわたり線など入れられず。3路は片方のスイッチボックスをオンに固定してからもう一方のスイッチボックスにsonoffを設置しました。操作は基本声で と決めました。
まとめ
①3路スイッチボックス間にわたり線VVF2cを一本いれてもらうこと。
②スイッチボックスにN線を一本引いてもらっておくこと。
③スイッチが集中する場所は大きめに壁内スペースをとってもらうこと
注意 ここまで書いてなんですが、sonoff wifiスイッチは技適の問題があります。当ブログでは全wifiスイッチを除去いたしました。壮大な実験となってしまいましたが、いずれ日本でも大きく普及することを願ってここにブログと我が家に配線を残します。ちなみに日本製 Link-S2 なるwifiスイッチがあり、配線に関することはどうも同じのようです。次はこいつでそろえてみようかと思っています。設置出来たらまたご報告します。