こちらのランドセル用棚（3人分）はバターミルクペイントで塗りました。
バターミルクペイントはナチュラルな風合い、さらっとした肌触りなんかが魅力的で、このランドセル棚にも塗装しました。制作時にニスを上から塗るか迷ったのですが、ニスで処理するとせっかくのバターミルクペイントの自然の風合いがなくなってしまうと思い、そのままで使用しました。肌触りがかすかにざらっとして色合いも優しく非常にいい感じでした。数年後が上の写真です。ご覧のように各棚板のふち周囲が何百回もランドセルが通過して、こすれた傷のような汚れのような何とも言えない薄汚さがでました。これはペンキがこすれてできたもので、拭いてもとれるものではありません。オイル ワックスはこのようなこすれ汚れはつかないです。これが味がでていい、という人もいるでしょうから人それぞれということで。
ニスを塗ることに忌避感があり、そのほかにも多くはペンキ塗装のみで仕上げてきました。同様にバターミルクペイントで仕上げた本棚もコスレキズが出来ています。下の写真の汚れはペンや鉛筆でほかの色がついたわけではないです。こすれ傷です。これが味だというには私には薄汚く思えます。
一番最近に制作した(というかただの板)棚板はニスを塗ってみました。思ってたよりいい感じでした。いままでニスを塗ると既製品っぽくなっていまいち と思っていたのですが、そうでもなく汚れも付きにくく水もはじくのでありかなと思っています。お勧めです。
